第12章 しのぶと呼ばれたの~♪、の巻
「……(苦笑)」
…確かこの人はあの家で一番偉い人だった筈(汗)
(そうは見えないんだけどなぁ…ニノの話しじゃ相当頑固な人だったハズなのになぁ…
…そう言えば、翔くんも昔はあんな感じ(←笑)じゃなかったって亀くんが言ってたっけなぁ)
「……」
僕にすり寄って甘えるたぁちゃんを見て
僕はもしかしたら将来、翔くんがこんなお爺さんになってしまうのではないかと思ってしまった
…でも
(コレが翔くんだったら、可愛いかも///)
「さぁとしくん♡」
とか言って、僕に甘えて擦り寄るお爺さんの翔くん
(…絶対かわいい////)
そしたら僕も一緒になって甘えるんだぁ
「しょぉくん♡」
って言って、ぎゅって抱きつくの
(…鬱陶しいかな?)
「あ、て言うか翔くんに電話!」
「しのぶちゃん着いたぞ?」
僕が携帯を取り出したところで、車が会場へ着いた