• テキストサイズ

Stay Gold〜翔と智のラブラブ新婚日記

第11章 二度目の新婚旅行、の巻









「はぁ〜……すげかったねぇ智くん」

「うん………すんげかったねぇ翔くん」



花火が終わって、俺と智くんは人の波が治まるのを待ってから駅に向かって、夜行列車に乗った


さっきの喧騒とうって変って静かな車内には、ガタゴトと車輪の音だけが響いている



「…ふぁ〜…///」

「智くん、眠いの?」

「ん〜…ちょっと疲れちゃった(笑)」



人混みが苦手な智くんは、ちょっと人に酔ってしまったらしい

眠そうな目を擦って、俺の肩に寄り掛かった



「イイよ、寝な?」

「ん〜…翔くんは?」

「俺も寝るよ(笑)」

「乗り過ごさないかな?」

「大丈夫、終点だから」



俺は智くんの肩に腕を回してしっかりそのカラダを抱き寄せると、興奮の跡を仄かに残した桃色の頬にキスをした



「おやすみ、智くん」

「ん…お休み、翔くん」



二人で寄り添い、電車に揺られながら

俺達は終着駅まで浅い眠りに落ちていた





/ 1714ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp