第4章 奥様(♂)を家族に紹介! の巻
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妹と弟が家に襲来(笑)してから数日が過ぎた
あの二人から連絡が入ることは無かったが、あれから俺と智くんの新婚生活に、ちょっとした変化がもたらされた
それは…
「櫻井君ヨダレたれとるでぇ」
「Σんはっ!?///」
(いかん…ぼんやりするとつい智くんの事考えちゃう///)
智くんの事…と言うか、智くん“との”コトが///
実は
俺の弟妹が遊びにきたあの日以来、智くんがちょっぴり大胆になってきたのだ
(だって、この頃智くんから誘ってくるんだよね///)
可愛い可愛い智くんを、手荒く抱くなんて事は到底出来ないけど
それでも、可愛い智くんの申し出を断るなんてそれこそ到底出来る筈もなく…
そんな訳で、求められるままに、えっつぃが一ラウンドで済まない日が増えてきたのだった
(だってさ…“翔くんもっと”なんて智くんが///)
むっちゃ可愛くオネダリする智くんの姿が目に浮かび、また顔がだらしなく緩む
(だけどなぁ…いくら新婚さんだからって、やり過ぎは身体に良くないし…
…俺の腰も持たないし。(苦笑))
しかも日常生活で余り使わない筋肉を酷使している所為で、この頃筋肉痛が…(汗)
「う~ん…贅沢な悩みってとこか?」
「なんや?何か悩み事か?」
ぶつぶつ独り言を呟いていたら、隣の席の同僚が声をかけてきた
「い、いや別に(汗)」
とか言って誤魔化しながら、再びここ最近の積極的な智くんの事を思う
(でも、なんでそんな急に…智くん、ま、まさか欲求不満とか!?(汗))
嫌なことを思い付き(笑)冷や汗が浮かぶ
(俺のえっちじゃ物足りなくて何気に不満っだったり…だからお代りを要求されるんだろうか!?)
どうしよう…智くんに限ってそんな事無いと思うけど…浮気とかされたら…
(ぅう…そんなの耐えらんないよ)
はっ!そうだ!もしかしたら弟にっ…!!(←妄想が暴走しはじめました(笑))
(あいつ大学生だからな…昼間智くんが一人でお留守番してる時とか…)
“お兄さん好きです!”
“弟くんダメ!僕には翔くんが”
“いいじゃないですか!お兄さん!!”
“あん!ダメっ///”
“ええやないかい!!”
「Σ良くないわっ!!」
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