第9章 ハッピーウエディング、の巻
どうやらニノが適当に着せたらしく、肩はこけてるし、ファスナーは上がりきってないし…
(め、めちゃエロい////)
「あははは、もう止めてよ!グチャグチャにして買い取りとかなったら…あ、翔くん!
………え?……じゅ、潤くん?!」
智くんが松本くんに気が付いて両手を口に当てた
同時にドレスがずり落ちそうになって、俺は慌てて智くんに抱きついてドレスを押さえた
でも、智くんは目の前に現れた予想外の客人に気を取られてそれどころでは無いらしい
智くんは俺に抱きつかれたまま、松本くんに駆け寄った
「潤くん!来てくれたの?!
ならどうして自分で渡してくれなかったの?!」
わ、渡す?なな、何を??
「会わないで帰るつもりだったから…」
だから、何を渡したの??!
「酷い!潤くんったら!!」
「お、おい」
智くんが俺に抱きつかれたまま、松本くんに抱きついた
結果
智くんのお腹の辺りに抱きついていた俺は、二人に挟まれる形になった