第9章 ハッピーウエディング、の巻
「お、お嬢様って…///」
俺にお嬢様って言われて智くんが顔を赤らめた
(こんな事ですぐ赤くなっちゃって…もう、どんだけキュートなの智くん!!///)
「あはは、お嬢様と執事、イイいじゃん(笑)」
相葉くんがコースターを並べながら笑った
「…で、何時もでイイの?」
「あぁ、何時もので!…智くんは?」
「ぅん、僕も///」
智くんはまだ恥ずかしそうに顔を赤くしている
(う〜ん、もう食べちゃいたい!
ココが家だったら、間違い無くこう、ガバッと…)
「い、いやん///」
何故か可愛く両手で顔を隠す智くん
どうしたのかとその顔を覗き込む俺に、相葉くんが言った
「櫻井くん、独り言ってさ、一人の時に言うモンだよ…もっと、小声で(笑)」
「…え゙」
(今の、声に出してたの?!)
俺は相葉くんから焼酎のボトルを受け取って、誤魔化し半分それをグラスに注いだ
「いや、その…///」
「翔くんの、エッチ///」
「まあまあ、おーのくん、仕方ないよ、男なんてエッチな生き物なんだから」
「…僕も、男なんですけど(笑)」
相葉くんからグラスを受け取って、智くんがクスクスと笑いながら俺を見た