第9章 ハッピーウエディング、の巻
「…でも、もうなってるでしょ?」
「なってる?」
「僕ら、一緒に幸せでしょ?…今も、この瞬間も」
「智くん///」
智くんは回した腕にきゅっと力を込めた
「一生、貴方についてくから…ずっと、傍に居てね?」
「あっ……当たりまえで御座いましょうっ!!!///」
嬉しすぎて、何故か時代劇風(笑)
「では、よろしゅう、お頼申し上げまする(笑)」
俺に合わせて時代劇風に返事する智くん
嗚呼…何か幸せ///
「………(でも、これは…)」
え〜…幸せなので、何時までも抱き合って居たいのは山々なのだが…
「なんか、俺らスンゲー見られてる?(汗)」
「うん、すんげー見られてる(笑)」
道行く皆様の好奇の視線を感じる(汗)
「良いじゃん、見せつけとけば」
「……え?」
智くんは腰に絡みついたまま顔を上げた
「だってさ、新婚さんだもの、仕方ないよ」
「ふふ、智くんってば(笑)」
そんな訳で
新婚さんな俺達は、お互いの腰に腕を回してべったりくっ付くという、非常に歩きにくい体勢のまま、相葉くんのお店を目指した