第9章 ハッピーウエディング、の巻
「では、此方にどうぞ」
「はぃ///」
僕はお姉さんに連れられて試着室に入った
ドレスを一人で着るのが大変だったので、お姉さんに手伝って貰いながら何とか着る
「サイズも丁度良いみたいですね。ウエストが細くて羨ましいです(笑)」
「そんなコトないですけど…///」
僕は恐る恐る鏡を見た
「わぁ………なんか、お姫様みたい////」
「凄くお似合いですよ?
手袋も付けてみます?ついでにネックレスとティアラにヴェールも…」
「え?あるんですか?」
「取り敢えずのモノで良ければ。
後でドレスをお決めになってからゆっくりお選び下さいね」
「それも選べるんだぁ///」
(なんか、ワクワクしてきちゃった///)
僕はお姉さんにティアラとヴェールを付けてもらった
「このタイプのドレスなら、短めの手袋が良いですね…」
僕は手渡された手袋をはめて、もう一度鏡を見た
「………花嫁さんみたい///」
「みたい、ではなくて、そのものですよ?」
お姉さんがニッコリ笑ってそう言ってくれた