第9章 ハッピーウエディング、の巻
もう、何があっても離れない
ん〜ん、離れられない
僕は、翔くん無しでは生きていけない
翔くんは僕の一部で、僕は翔くんの一部なんだ
だから、どちらかが欠けたら、二人とも自分じゃ無くなっちゃうんだ
(いっそこのままくっ付いて、一つに溶けちゃえば良いのになぁ)
「…翔くん、あの…」
「ん?なぁに智くん」
「あの…あのね…
…で、デザートの、お代り…欲しい?///」
真っ赤になった僕を見て、翔くんがちょっと意地悪く言う
「え〜?そんなのあるの?」
「ん〜、もぉ////」
「ははは、嘘嘘…
…そんなの、智くんが良いって言ったらいくらだってお代りしちゃうよ?」
僕は自分で言いだした癖に恥ずかしくて、翔くんの逞しい胸に顔を埋めて言った
「じゃあ、して////」
「では、頂きます♡」
そして
僕は貴方に優しく抱かれて
本当に蕩けてしまいそうな愛撫に溺れながら
やっぱり、僕と翔くんは二人で一つなんだって言う
目眩がするくらいの幸福感に包まれていた