第9章 ハッピーウエディング、の巻
「様子がおかしい?」
「……うん」
今日はバイトがお休みで、またまたニノのお家に遊びに来ている
…別に、教授となんかあった訳じゃないからね(笑)
実は、ニノちょっと相談というかなんて言うか…
「だから、櫻井さんの様子がおかしいのは今に始まった事じゃ無いでしょうが?」
「……もぉ、真面目に聞いてよ」
そう、相談って言うのは翔くんの事で、何だかこの頃様子がおかしいの
…だから、何時もじゃんって言わないでね(苦笑)
「真面目に聞いてますけどね?マジにあの人何時も様子がおかしいでしょ?」
「酷いなぁ……そうだけど」(←笑)
僕は手土産のお饅頭を乱暴に口に頬張った
「どうおかしいって言うんです?」
「こほこほしひぇふ」
「……はぃ?」
いけない…お饅頭が(汗)
「(ごくん)……こそこそしてるの」
「コソコソ?」
「…ん」
お口に残ったお饅頭を緑茶で流し込む
それから僕は派手な溜め息をついた