• テキストサイズ

Stay Gold〜翔と智のラブラブ新婚日記

第7章 思い出の別荘、の巻






「…僕を…ココに独りにしないで…しょおくん…僕…ココに独りで居たくないよ…」



お願いだから、早く帰って来て


僕が悲しい思い出に呑み込まれる前に


お願い


……ハヤク……





僕はソファーの上に両脚を乗せて、膝を抱えた



(…何時も、こんな風に待ってた…もう、二度と来ないかもしれない恋人を…潤くんを………待ってた)





考えない様にしているってコトはつまり、もう既にその事で頭がいっぱいって事で…


僕の心は結局、あの虚しくて悲しい日々にまた囚われてしまった





愛する人を奪われ





自由を奪われ





笑う事を忘れた日々







貴方に出逢って、自分を取り戻す以前の





あの、日々に……






/ 1714ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp