第42章 アブナイ同窓会、の巻
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「何だよ、誰もんなこと言ってないだろ
ね、大野く………Σ大野くん!?(汗)」
嫌な感じでニヤツくやつをヒト睨みして大野くんに話を振るも
何故だか隣に居たはずの大野くんの姿が見当たらない
「お、大野くんドコ行ったの!?」
俺は焦ってその姿を探した
………ら。
「さとちくん、コレめっちゃ美味いよ〜♡
さとちくんも食べなぁ〜♡」(←いつの間にかさとちを連れ去っていた)
「んん〜、じゃあぁ、しょーたんがぁ…
……あ〜ん、ちて♡」(←て言うか何気に酔っ払ってたらしい(笑))
「ぎゃーっ!!やっぱさとちくんがいっちゃん美味そうッ!!!////」(←例に漏れず嫁を抱き潰す撫で旦那)
「いやぁあん♡」(←酔っ払ってお色気全開(笑))
「……………」(←所構わずイチャつくバカップルを見て再び遠い眼をするわんこ)
「大野先生と旦那さんは本当に仲が良いみたいだね」
撫で旦那んとこに行ってしまった大野くんの背中を恨めしそうに見ている俺を見て
あいつが殊更嫌みな笑顔を浮かべる
俺はそんなやつをまた睨んで渋い顔をして言った