第7章 思い出の別荘、の巻
「ダウトっ!!今のダウトッ!!絶対ダウトぉっ!!!」
「…櫻井さん、興奮し過ぎだから」
「そんな事ないよ、ニノ。翔くん、これで普通だから」
「…病院行け、病院」
「誤魔化すなよ、ニノッ!!ダウトぉおーっ!!」
「…正解だけどさ。」
「いやっほーいっ♪俺上がりッ!智くんやったよ!俺、やってやったよっ!!」
「うふふ、良かったね、翔くん」
「ところでさ、ダウトって、何だっけ?」
「…バカは解んなくて良いよ」
今日は何処にも出かけずに、みんなでゲームをして遊んでいる
まあ、何処にも出かけないって言うか
出かける必要が、無いって言うか…
セレブなニノの別荘は、娯楽施設も充実していて
裏庭にはテニスコート
そして、地下室には遊技場があって
トランプ台とか、ビリーヤード台とか、ダーツボードなんかが設置されていた
「これ終わったら、次ビリヤードやりたいな」
「智くん、出来るの?」
「うん!僕上手いんだよ!だって、じゅ……あ」
「良いよ、智くん。気にしないで、続けて言って?」
「……潤くんに、教わった」