第7章 思い出の別荘、の巻

「マジで、それいい加減止めない?」

「「どれ？」」

「……はぁあ」




うふふニノったら、文句言って溜め息なんかついてるけど、ホントは嬉しいんだよね？

…親友の、幸せそうな姿が


俺は、解ってるよ…きっと、おーのくんも解ってる


君の、本当の優しさを




「もうね、そんなしてて、一人で生きていけなくなったら、どうすんだよ！」




皮肉たっぷりの、言葉の裏の、君の優しさを




「良いんだもん！翔くんが死んじゃったら、一緒に逝くんだもん！」

「智くんそんなのダメだよっ！！」

「じゃあ、僕より先に、死んじゃイヤっ！！」

「そんな…俺も、智くん無しじゃ生きて行く自信無いよ…」

「翔くん…」

「智くん…」

「あぁーっ！もうっ！！(怒)」




ニノ、そんなに心配しなくてダイジョブだよ?

この二人は、別れたりなんかしない

…櫻井くんは、おーのくんを置いて行ったりしない




「ふふ、ホント、イイねぇラブラブ！」

「…お前はイイよな…お気楽で」




解ってるよ、ニノ




「ふふ、ニノは、心配性♪」

「…うるせー、バァーカ///」




バカは、好きって意味…だもんね?




「俺も、愛してるよ?ニノ」

「…ホント、バカ///」





今夜もトビッキリの俺の愛を捧げるよ


俺だけの、素直な君に…ね♡





.