第42章 アブナイ同窓会、の巻
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「まあな」(←相変わらずどや顔(笑))
なんせ、俺は奥さんの元彼とお友達になってしまえる懐の大きい男だからな、と言わんばかりにふんぞり返る俺を見ると
村上が、ニヤリと黒笑いをして言った
「いやぁ、凄いなぁ櫻井くん
嫁が元彼と仲良く肩なんか組んで高級レストランに飯食いに行っても、ヤキモチ妬かんようになったんかいな」(←そしてとっておきの爆弾発射(笑))
「………………仲良く肩を組んで?」(←どや顔のまま固まる撫でぃ)
「おお
なんや、こう、元彼に肩を抱かれてイチャイチャしとったで。」(←ちょっと盛ってます(笑))
「……………………………」(←撫でぃ昇天)
「おお、村上戻ったのか………って、櫻井はまたどうかしたのか?(汗)」(←白眼をむいて固まるしょーたんを見て渋い顔をするぶっちょ)
「なんか知らん、嫁の浮気で爆死しました。」(←爆破犯)
「…………………………………Σいぃやぁあぁーーーッ!!!!!(号泣)」(←一拍おいてパニック発動(笑))
『浮気』の二字に取り乱す俺
こうなってしまったらもう、何はともあれ智くんの無事を確認せずには仕事どころではない。
「Σひぃやぁああーーーッ!!!(号泣)」(←鞄を手に椅子を蹴って立ち上がる撫でぃ)
「Σあっ!こら櫻井何処行くんだッ!?」(←会員制高級レストランだと思われます)
「Σそぉおーたいしまぁあああーーーすッ!!!!(号泣)」(←叫びながらオフィスからダッシュで逃走(笑))
「待たんかコラッ!きっちり仕事せいッ!!(怒)」
「多分、嫁に怒られてヘコんで戻ってくるから、大丈夫やと思いますよ〜
て言うか、お土産でもろた大福、櫻井くんの分俺が食ってもええですか?」(←笑)
………こうして
村上の策略(笑)にハマった俺は、愛妻が元彼(←今は共通の友人なはずなんですが(笑))とアバンチュールなランチを取っている(と勝手に思い込んだ)高級レストランに
全力でダッシュして向かったのであった
村上「………あ〜、大福うま。」(←笑)
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