第41章 にの、青春の青い思い出!?、の巻
「……すぴ〜……」
「……あ、寝てる(笑)」
どうやら、興奮して泣きすぎて疲れてしまったらしい
翔くんは、涙(と鼻水)を流したまま寝てしまっていた
「……後で、相葉ちゃんに相談してみようかなぁ」
大人な相葉ちゃんなら、良い答えが期待出来るかも、なんて
ちょっと翔くんに失礼な(笑)ことを思いながら
僕は、翔くんの涙(と鼻水)をティッシュで拭いてあげてから
翔くんの胸に抱きついてその胸に頬を押し当てた
(あ、そうか、潤くんに相談するって手もあるか)
高校の同窓会なんだから、当然潤くんも参加するだろうし
潤くんは何故だかニノと佐藤くんが付き合っていた事を知っていたのだから、当時の佐藤くんの事も覚えているはずだ
(そうだよね…当事者よりも、第三者に相談した方がいいかも)
僕は、明日翔くんを会社へ送り出したら潤くんに連絡を取ることにして
ひとまずそれで納得して、それ以上はアレコレ考えずに寝てしまおうと思い
眼を閉じた
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