第7章 思い出の別荘、の巻
「おはよ〜ニノ」
「ニノおはよう!」
顔を洗って歯を磨いて(←各部屋に洗面所&トイレ完備!)着替えを済ませた俺と智くんがリビングに降りて行くと
ニノが一人でダイニングテーブルに座ってお茶を飲んでいた
「あ、おはよう大野くん」
「…て、俺は?俺におはようは?」
「大野くん、良く眠れた?」
「うん」
「無視すんなよぉっ!!」(←笑)
おはようを返してもらえず拗ねる俺を見て、ニノが悪い顔してクスクス笑う
「…ちぇ、いいよ、もう」
「翔くん、僕でよかったら何回でもおはよう言ってあげるよ?」
「ホント?智くん!」
と、智くんが俺と両手を繋ぎ合い、不貞腐れる俺に可愛く微笑んだ
「うん!おはよう、翔くん♡」
「へへ、おはよう、智くん♡」
「うふふ、しょおくん♪」
「えへへ、さぁとしくん♪」
「だあっ!!朝っぱらからヤメロやっ!!(怒)」
そんな、朝からラブラブな俺らの様子に、ニノが怒り出した
て言うか
(そんな事言ったって、ニノがおはよう言ってくんなかったからいけないんじゃん)
「ホントに朝から暑苦しい…」
「ねえ、ニノ、相葉ちゃんは?」
智くんがそう言って気が付いた
(そう言えば、相葉くんの姿が見えないな)