第39章 let's クリスマスパーティー!、の巻
相変わらず苦笑いしている智くん
俺は、智くんの肩に顎を乗せたまま、智くんの顔を見た
「……帰ろっか?」
可愛い奥様が人混みに酔って疲れてはいかんと思いそう言うと
智くんは悪戯っぽくクスクスと笑いながらこたえた
「もう?せっかくのデートなのに?」
「だって智くん、疲れちゃうでしょ?」
「疲れるかも知れないけど、楽しいからまだ帰りたくない
…僕の旦那様はこんなにカッコ良くて素敵なんだぞぉ、って
街中の人に見せびらかして歩くんだから♡///」
「え〜、まじっすかぁ?///」
「んふふ、まじっすよぉ///」
(…見せびらかしたい、かぁ(苦笑))
俺は
可愛くうふうふ笑って、とてつもなく可愛い事を言う智くんと笑い合いながら
どちらかと言えば俺は
智くんを見せびらかしたい気持ちよりも
あまり人目に触れさせて不用意にライバルを増殖させたくないって気持ちが勝つけどな
なんて思っていた
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