第38章 忘却の彼方に…、の巻

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自分は、愛されている


こんなにも、大事に…大切に想われている



優し過ぎる翔くんの愛撫に、その溢れる愛を感じて


嬉しくて

嬉しくて


…目尻に溜まっていた涙が、零れた



「…しょおくん……しょお……だいすき……だいすきだょ////」

「……智」

「ああ……んッ////」



翔くんの唇が、僕の熱をそっと咥え込む

その刺激に、ビクビクと震えるカラダを

翔くんの優しい手が労るように撫でてくれる




ああ…なんて…



「………きもち、ぃ…///」

「気持ちいい？」

「……ぅん///」

「良かった……可愛いね、智……」

「んっ……あぁ…////」



優しい手付きで僕のカラダを撫でながら

翔くんが、彼を受け入れる場所を丹念に舐め始める


その内に、充分に馴染んで柔らかくなったそこに、そっと指が射し込まれて

ゆっくり、ゆっくり、その中を解して行く



「ああっ……ああんっ/////」



緩い刺激に、知らぬ間に腰が揺れる


もっともっとと、カラダが貴方を求めて、浅ましく熱く萌え立って行く



早く、貴方と繋がりたい

早く、貴方を感じたい


そう思って先をせがんでも


貴方は、決まって

優しく笑って「まだダメだよ」って言うんだ