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Stay Gold〜翔と智のラブラブ新婚日記

第38章 忘却の彼方に…、の巻


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『愛してる』



その言葉を


何百、何千


何万回口にしただろう




どれだけ沢山その言葉を重ねても


言葉では言い尽くす事が出来ない君への想い




けれどそれを


君に向けて溢れるこの想いを


『愛』と呼ばずして


一体どんな言葉で表せるだろう




愛してる


君を


心から、ただ君だけを




愛してる






だからもう、悲しまないで


深すぎた悲しみが、君に大切な事を忘れさせてしまったとしても


俺が居るから




俺が、君の傍にいて


君の無くしてしまった記憶ごと


ずっと、ずっと、愛し続けるから





だからもう、泣かないで


君が、俺たちのこの深い深い愛の結晶を


その胎内に宿して居たことを忘れてしまっても


それを、永久に想い出す事が無くても




代わりに俺が全部受け止めて


この胸に仕舞っておいてあげるから




君はただ、俺のこの溢れる想いの中で微笑んでいてくれたら


それで良い




それで、良いんだよ…







「……智、愛してるよ」

「……しょお、僕も……僕、も、……

……ああ、あいしてる…////」



君の

可愛い涙目が、零れそうな水滴を湛えて

俺を見つめている



「…智、痛くない?」

「…うん、大丈夫////」



そんな君を見つめ返しながら


久しぶりに触れた君のカラダを



慎重に

慎重に

解していく



「…はっ…あ、ぅん////」

「あ、今の痛かった?ごめんね?」

「…ぃたくないょ……き、もちよくて……僕、もぉ…////」

「…もお、何?」



何時も以上に時間を掛けて、カラダを弄られいた君が

先を求めて、可愛く色っぽく懇願した



「…もぅ、我慢出来なぃよ…

…はやく、はやく、…しょおの、愛を…………ちょおだぃ////」

「…じゃあ…ゆっくり、ゆっくり…ね?」

「…でも、僕…いっぱぃしょおが欲しいょ////」



恥ずかしそうに強請る

君のふっくらとした可愛い頬に手を添えて


俺は、艶めく小さな唇にそっと口付けて囁いた



「…大丈夫…今夜は、君がもうお終いって言うまで、君を抱き続けるから…

…覚悟、してよ?」



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