第38章 忘却の彼方に…、の巻
智「潤くん…それに相葉ちゃんも…」
潤「智……本当に良かった……」
智「潤くん……え?何??……ココ、どこ?
…何で僕、知らないトコで寝てんの…?」
潤「……智?」
ニ「ほらっ!!あんたも鼻水垂らして泣いてないで何か声を掛けてあげなさいよ!!」
潤「ちょっと待てニノ、智の様子がおかしいぞ」
相「おかしい?そう言えば…」
翔「……う……うぅう…………ざどじぐんよがっだ…/////(号泣)」
ニ「様子がおかしいのはこの撫で肩でしょ
まあ、いつもおかしいっすけど
ね、大野くん」
智「………え、……あの、さ…………
………えっと、僕の手を握って泣いてるこの人………
.
……………誰?」
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智くんが、33回目の誕生日を迎えたその日
せめて、お祝いだけでもしようと皆が集まったその時に
智くんは、漸く目覚めた
悲しい過去と
俺の記憶を
全て、忘れて…
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