第38章 忘却の彼方に…、の巻
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結局、その後も
ニノが目くじらを立てて探し回ったものの、戸田さんの行方は掴めず
智くんが階段から転倒した事件の真相は未だ闇の中で
そして
智くんの意識も、闇の中に沈んだまま浮上する事なく
ただ、時間だけが過ぎて行った
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─それから約半月後の11月26日
─in 翔くんと智くんのお家─
ニ「ちょっと大野くん、いい加減起きなさいよねあなた
誕生日に眠り惚けてたって、歳は取るんすよ
寝てたからノーカンだなんて無いんですから、諦めて起きなさい!」
翔「さっきから何言ってんだよニノ?」
ニ「いや、歳取るのがヤだから寝てるんだろうとか言ったら、怒って起きるかと思って」
翔「なんじゃそりゃ(苦笑)」
相「おーい、松本くんが来たよぉ〜」
潤「よう……智の容態は、どうだ?」
翔「うん、相変わらずだよ松本くん…」
智「………ん、………」
翔「Σさ、智くんっ!?」
ニ「Σ大野くん!!」
潤「眼が覚めたのか!?」
相「マジマジマジっ!?」
智「………うぅ〜……あ、れ……ニノ?」
ニ「大野くんっ!!////」
潤「智、良かった眼が覚めたのか!!」
相「良かったぁ〜!マジ良かったよぉ誕生日サプライズだね!!」