第37章 嵐の到来、の巻
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「大野くんは何時も撫で旦那を甘やかし過ぎなんすよ
ちゃんとね、事実は事実としてガツンと言ってやんなきゃ、またヘタレて何を言い出すか解ったもんじゃないんですから」
「な、なんだよ……その言い方は
なんか俺が言ったらマズい事言ったみたいな言い方だな」(←めっちゃふてくされてます)
「言ったでしょ?
全く、俺の可愛いにゃんこちゃんをあんなに悲しませる様な事を言いくさった癖に、忘れたなんて言わないでしょうね?
なんなら、自分の胸に手を当てて思い出してごらんなさいよ」
「うぅっ…(汗)」(←再びぐうの音も…(笑))
「だから、いじめないでってば(苦笑)」
僕は苦笑いしをて、翔くんに意地悪ばかり言うニノを軽く睨んでから、翔くんに言った
「それより翔くん、ごはん食べ終わった?///」
「え?…うん、終わったよ?」
「じゃあ……こっち来て、僕を……ぎゅってして?
そしたら僕、お腹いっぱいになるから////」
「さ、智くん/////」(←思い切りデレてます)
「はぁ〜あ、もう……お邪魔な様なんでね、俺は二階に行ってますよ
何かあったら呼んで下さい」
「ありがとうニノ
でも、本当に帰らないで泊まってくの?相葉ちゃんが居なくて寂しくない?」(←あーばちゃんは翔くんを送り届けた後、一休みして帰ったらしい)
僕が、翔くんにぎゅうぎゅう抱きしめられながらそう言うと
ニノはまたふんと鼻を鳴らした
「寂しくなんかないっすよ。」
「本当にぃ?
僕のために無理してるんじゃないの?///」(←何となく納得が行かないにゃんこちゃん)
「俺はね、あんたと違って一晩や二晩アイツが傍に居なくたって平気なんすよ
…それこそ、大野くんがいれば、ね」
「…ニノ///」
「………」(←撫でぃはちょっと複雑な気持ちらしい(笑))
ニノは、僕を抱きしめてちょっと複雑そうな顔をしている翔くんを見て、また鼻を鳴らすと
じゃあ大野くんお休みなさい、と言って軽く手を上げて
そのままリビングを出て行った
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