第7章 思い出の別荘、の巻
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「あれ?相葉くんは一緒じゃないの?」
「…向こうで売店のお姉ちゃんに、ナンパされてる」
「…は?」
訊けば、ソフトクリームを作ってるお姉さんと話しこんで、逆ナンされてるらしい
「ニノ、イイの?放っといて」
「別に?今に始まった事じゃないし」
「え?相葉くんって、そんなにしょっちゅうナンパされんの?」
「…話しやすいんだろ。バカだから」
ニノが言いながら、智くんのお買いもの袋を覗いた
「なにこれ?」
「ま〇もっこり」
それ聞いてニノが、チラッと俺の顔を見た
「なんか、櫻井さんに似てるね」
「Σ嘘っ!?」
「でしょ?」
「んままマジ!!?」
俺、こんなにエロい顔してるか!?
「大野くんの事を思い出し笑いしてる時と、そっくり」
マジっすかぁ!!?
(こ、こ、こんな情けない顔してんのか、俺…)
「でしょ?だからね、かわいいの♡」
「「……」」
ニノと二人で絶句する(笑)
(嬉しいやら、悲しいやら…)
心中複雑な気持ちでいたら、智くんが抱きついた腕に寄り掛かった
「でもぉ、翔くんの方が、百倍かわいい♡」
「…ありがとう///」
そうゆうアナタは、一億倍可愛いよ、智くん////
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