• テキストサイズ

Stay Gold〜翔と智のラブラブ新婚日記

第7章 思い出の別荘、の巻


.




…だからさ


雅紀がその辺のお姉ちゃんとか…お兄ちゃんとかからナンパされるのなんて

別に珍しくもなんともない


アイツは無駄にスタイルが良くて、顔もまあ、イケてるし

温厚でフレンドリーだから、初対面でも話しやすいし

声、掛けられても、何の不思議も無い


…だから


慣れてるから


そんなの、気にしない



「ニノ!ソフトクリーム、一個オマケしてもらっちゃった!」

「…あ、そ」



気になんか、しない



「売店のお姉さんにさ、可愛い恋人が待ってるからって言ったら、その子の分って、一個オマケしてくれたんだよ〜♪」

「…あ、そ///」



気にするだけ、無駄だから



「はい、ニノちゃん、あ〜ん♪」

「バカ、自分で食うよ!」



だって

雅紀の頭の中は、俺でいっぱい



「えぇ〜?俺もおーのくんたちみたいに、イチャイチャしたいよぉ〜!」

「しねぇよ、バカ!」



雅紀は、こんな俺に夢中



「じゃ、俺にあ〜ん、して♪」

「一緒だろ!バカっ(怒)」



雅紀は、素直じゃナイこんな俺が


大好き



「もう、ニノは本当に照れ屋さんなんだから♡」

「照れてねぇよ!離せよバカっ!鬱陶しい(怒)」



だって、雅紀は知ってる


俺の“バカ”って言葉は



「も〜、またそんな、ばかばかって…」

「バカだから、バカって言ってんだよ(怒)」



本当は“愛してる”って意味だってこと



「ニぃ〜ノぉ〜♪愛してるよ♡」

「……バカ///」



それが、俺と雅紀の愛のカタチ



.
/ 1714ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp