第7章 思い出の別荘、の巻
.
「ねぇねぇ、翔くん、コレかわいいよ!」
「ん?どれ?」
サービスエリアで一休みのついでに、智くんがお土産コーナーでなにやら物色中
「……まり〇っこり(汗)」
「ね?ね?かわいくない?」
(…可愛くない(苦笑))
「智くん、それ欲しいの?」
「んーん、欲しくはない!」
「そうなんだ(笑)」
ご当地キーホルダーとかを手に取って、コレがかわいいとか、アレが綺麗とかはしゃいでる智くん
(うふふ…ホントに、可愛いんだから)
「なんか欲しいのあったら、買ってあげるよ?」
「ん〜…迷うぅ」
グーにした手を頬に当てて考え込む智くん
人目が無かったら、抱き潰してる位の可愛さだ(笑)
「じゃあ、コレ!」
「……買うんじゃん、まりもっ〇り(笑)」
結局、俺には何処が可愛いのかサッパリの、緑色のキーホルダーを購入
「お家の鍵につけよっと♪」
「……マジ?(汗)」
智くんは返事の代わりに俺の腕に抱きついた
「ふふ、翔くん、ありがとぉ♡」
「どういたしまして///」
「またイチャイチャしてる」
まり〇っこりを購入後、ラブラブしながら腕を組んで微笑み合っていたら
何時の間に居たのか、ニノが俺達の後ろに立って、白い眼を向けていた
.