第7章 思い出の別荘、の巻
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俺は、車を走らせながら、バックミラー越しにそんなニノに声をかけた
「本当に押しかけて申し訳なかったけど、智くんも凄く楽しみにしてたんだよ
ニノと相葉くんと一緒にお出かけ出来るって」
「うん!僕、昨夜興奮してあんまり寝れなかったの!」
そうそう、そんで、智くんが“しょおくぅん、僕寝れないのぉ”とか言って…
「…そこの撫で肩。気持ち悪いから、思い出し笑いすんじゃないよ」
昨夜の可愛い智くんを思い出してニヤニヤしてたら、ニノに突っ込まれた
「翔くんゴメンね?僕、運転できない癖に、ゆうべ…
…その、あの………疲れさせちゃって////」
「そんなの気にしないでよ智くん。俺なら全然平気だから///」
「本当?嫌じゃなかった?」
「嫌な訳ないでしょ?凄くヨカッタよ?」
俺が凄く良かったなんて言ったら、智くんが“きゃっ”って可愛く照れて、顔を手で隠した
「イイねぇ、何時もラブラブで!ニノ、俺らも…」
「やんねぇよ!(怒)」
ニノの怒りが再燃した(笑)所で、サービスエリアにて小休憩することになった
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