第36章 奇跡の予兆、の巻
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「こら、起きないかこのヘタレ撫でぃ(怒)」
「……………………(ん?)」
どれ位気を失っていたのやら
俺は、超不機嫌な誰かの声で覚醒した
何故だか俺はオフィスの床に倒れて寝転がっているらしい
オマケに、何となくわき腹が痛い
(何でだろう…倒れる時打ったのかな?
て言うか、何で倒れたんだっけな…?)
「わざわざこの皆のアイドル二宮和也様が迎えに来てやってんだから、起きろっつってんでしょが、このっ!(怒)」(←言いながら撫でぃのわき腹を蹴っている)
「………………………痛いわ。(怒)」
俺は、容赦なくひとのわき腹を蹴り上げる(笑)ニノの脚を押しのけて目を開けた
「痛いわじゃねぇよこのヘタレが(怒)」
「うるせー!
……って言うか、何でニノが会社に居るんだよ!?」
「はあ?(怒)」
「つうか俺……何で倒れてたんだ?」(←ショックが強すぎて忘れているらしい(笑))
「はぁああッ!?(怒)(怒)」
俺が起き上がりながら首を傾げると、ニノが鬼もビックリな形相で俺を睨み付けた
「何フザケタことぬかしてんですかこのヘタレ撫で旦那がッ(怒)
良いから早く病院行きますよッ!!(怒)」
「病院?……いや、そんなに頭とかは打ってないと思うぜ?
わき腹は痛いけど…」
ニノに手を引っ張られて「病院へ行く」と言われ、更に首を傾げる俺を
仁王様もちびりそうな勢いでニノが怒鳴りつけた
「あんたの何処が痛かろうが何だろうがどうだって良いんだよッ!!(怒)
大野くんの一大事なんだからさっさと行くぞッ!!!(怒)(怒)」
「え゙っ?智くんの…
……
……
……
……
Σんはッ!!!!!」(←やっと思い出した(笑))
「やっと思い出したのかよ、ほら行く…」
「うぅ〜〜ん…」
─ぱた。(←思い出してまた卒倒(笑))
「………(怒)(怒)(怒)(怒)」(←血管が切れそうなくらい怒ってます(笑))
「………二宮くん、俺、櫻井くんを車まで運んだろか?」(←わんこに借りがある(笑)むらぴー)
「………頼みます。」(←本当はもっと蹴り倒してやりたかったんだけどあんまやるとにゃんこが悲しむのでやめた(笑))
…こうして
俺は意識を失ったまま、病院に搬送(笑)された
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