第36章 奇跡の予兆、の巻
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特別室でニノが持ち込んだゲーム(笑)で遊ぶこと数時間
ふと気付くと、もう夕方4時を回っていた
「いけない、そろそろ帰らないとお夕飯の準備が…」
「良いじゃないですかそんなもん
病院に行ってたからって言えば、適当に自分で何か食ってくるんじゃないっすか」
しらっとした顔でゲームをしながら、そんな非道いこと(笑)を言うニノを横目でにらむ
「そう言うニノだって、もうお店に行かなきゃなんない時間なんじゃないの!?」
「あ、それなら心配要りません
さっき雅紀に今日は休むって言いましたから。」
「え゙?(汗)」
(い、いつの間に…)
─ドンドンドン
「す、すみません宜しいでしょうかッ!!?///」
いつの間にそんな連絡を入れてたんだろうとか思ってニノを呆れて見ていたら
激しくドアがノックされた
「どうぞ?」
「し、失礼致しますッ!!」
ニノが返事をすると、数人のお医者さんが部屋に雪崩れ込んで来た
「何です?どうかしたんですか?」
「け、検査の被験者の大野智さんは貴方ですか!?
だだ男性で間違いないんですよね!!?(汗)」