第36章 奇跡の予兆、の巻
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「………あのさ」
僕はしばらく俯いて黙り込んだ後、顔を上げてニノに言った
「血液検査とかは?それなら入院しなくても良いでしょ?
そーゆーので、ある程度詳しく解らないの?」
「解るとは思いますけど……」
「じゃあ、そうする……お願い出来る?」
「………良いですけど」
ニノはちょっと考えてから頷くと言った
「血液検査だけじゃ心許ないんで、尿検査と検便もして下さい」
「け、検便?////」
「嫌なら入院…」
「するする!受ける!!////」
「んじゃ、善は急げです」
ニノはニコニコ笑いながらそう言って立ち上がると、僕の手を引いた
「え?
ぜ、善は急げってまさか…」
「行きますよ今から
病院♡」
「Σええっ!?
でででも僕ご飯食べてないから出ないよっ!!?////」(←そこ?(笑))
「大丈夫大丈夫♪
俺が浣腸してあげますから♡」(←笑)
「Σえぇええーっ!!?//////」
「はいはい、行きましょう行きましょう♪♪」
「ちょっと待ってよぉ〜〜//////」