第36章 奇跡の予兆、の巻
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「ふふ、何急に?(笑)」
うっとりと眼を閉じて自分の胸に甘える僕を
優しく優しく抱き締めて
翔くんが笑う
「だってさ……こんなに大事にしてもらってさ……
……僕ね……本当に、本当に、………しあわせだょ///」
「智くん…///」
「………ねぇ、しょぉくん///」
僕は、閉じていた眼を開けて
愛する人の顔を見上げた
「なに、智くん///」
「僕………お風呂のお湯じゃなくて……
……しょぉくんに、暖めてもらいたぃなぁ///」
「え…?///」
僕のお願いを聞いて、翔くんの眼が大きく見開かれる
僕は、ソコに映る欲情した自分の顔を見るのが嫌で、眼を伏せて言った
「………お風呂じゃなくて………
………ベッドで、暖めて?////」
「Σひぃいーーッ!!
智くんが超絶エロカワイイッ!!!////」
「んぐぅ////」(←またです(笑))
翔くんは叫びながら僕を痛いくらいに抱き締めると
「ちょっと待ってて」
と言って浴室に飛び込み、シャワーを止めて出て来て
ガバッと僕を横抱きにして抱き上げた
「きゃっ////」
「れっつごーべっどるぅーーむッ!!!/////」