第35章 夢のあとのその先(後編)、の巻
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俺は
松本くんの問いにニコニコ笑いながら答えてテーブルの汚れを拭き取り
テーブル以上に汚れた(笑)俺の顔を拭う智くんに謝った
「…んん…智くんごめん…ごはん勿体ない」(←そこ?(笑))
「ごはんに御免なさいだね。ちゃんと美味しく食べなくちゃ」(←あ、良いんだソコで(笑))
「うん、ごめんなさい」
「うふふ、良く出来ました♡」
朝っぱらからイチャイチャしまくる俺らを見て、何故だか朝から機嫌の悪いニノが(←だから、あんたらがイチャイチャする所為だってば)
更にヒートアップして叫んだ
「はぁあっもうっ!!何かイライラするっ!!!(怒)」
「ニノ、せいり?」(←火に油を注ぐあーばちゃん(笑))
「お黙りッ!!相バカッ!!!(怒)(怒)」(←わんこ大噴火(笑))
と、その様子をニコニコ笑いながら見ていた智くんを見て
哀愁王子(←止めなさいよソレ)がポツリと呟いた
「…俺が飯を吹いても同じ事してたか?」
「…え?」
(え?)
思い掛けない松本くんの呟きに、智くんと一緒になって眼を丸くして哀愁王子をガン見する
すると王子は(←王子て(笑))バツが悪そうに顔を背けて
また哀愁を振りまいた
「……いや、何でも無い」(←横顔に哀愁が漂いまくっている)
「…………」
(………なんか、意外だな)
「してたと思うけど潤くんはそんなお行儀悪い事しないでしょ?」
なんて言って首を傾げる智くんを見てちょっとニヤケる(笑)松本くん
その姿を見て、やっぱ意外だなぁなんて思う
(松本くんって、そう言うことされるの嫌がりそうな感じなのに…
…案外、好きなのかな?)
いや、智くんにだから、されたかった、……とか?
(……そっちの方が正解かなぁ)
そんな事をぼんやり思いながら
俺は残りの朝ご飯を全部キレイに平らげた
「ふぅ〜、智くんご馳走様!」
「はぃ、お粗末さまでした♡」
俺は、大満足でお腹をポンポン叩きながらご馳走様を言うと
そーゆうの、結構好きなのかとかって
後で松本くんと二人きりになるチャンスがあったら、こっそり聞いてみようかなぁ?
とか、思っていた
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