第35章 夢のあとのその先(後編)、の巻
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(…たく、弱い癖に酒好きって意味解んねぇよ…)
…まあ、それも可愛いっちゃ可愛いけどさ///(←笑)
「………////」(←“可愛い”とか思ってしまった自分が恥ずかしい(笑))
俺は、なんだかちょっとこっぱずかしい気持ちになりながら言った
「…もともとお酒は好きでも、そんな強くないの!」
「そうなんだ(笑)」
「笑い事じゃないよ…」
「まあ、いいじゃないか(笑)家に泊まってけよ」
(泊まって行くったって…)
俺は、大野くんと櫻井さんを見た
「さぁ〜としくぅ〜ん、あいしてぇ〜るよぉ〜♡
えへへへ////」
「うふ//うふふ///しょおくぅ〜ん♡うふふふっ////」
二人して手を握りあって、なんだかうふうふ笑っている
(……完全ダメっしょ、アレ。)
俺は、脳天気に笑い合う酔っ払いバカップル(笑)を見ながら言った
「あのバカップルはどうするつもり?」
「どうって…」
潤くんはバカップルの方をちょっと見ると
また肩をすくめた
「…帰れる状態じゃないだろう?」
「…………」
確かに、帰れる状態ではないのは明らかだけど
…でも…
「大丈夫なの?潤くんは」