第33章 夢のあとのその先(前編)、の巻
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「いってー。なにすんだよー。(笑)」
「何すんだよじゃねぇっ!!(怒)」
「いてっ。」(←そしてまた小突かれる(笑))
ニノにグーで小突かれた(笑)相葉くんは、殴られた頭をすりすりと擦って軽く文句を言ったが
速攻でまたニノに小突かれた(笑)
でも
痛いと言いながら、小突かれてる相葉くんは、なんだか嬉しそうだ(笑)
「んふふふ…相変わらずニノと相葉ちゃんは仲良しだねぇ///」
智くんは、そんな二人を見てクスクス笑うと、定位置(←助手席ね(笑))に乗り込み座った
「はは、そうだね…
…さて、じゃあそろそろ松本くんちに向けて出発しますか?」
「うん♪出発出発ぅ♪♪」(←超ノリノリなさとち)
エンジンを掛けて出発しようかと言うと、智くんが嬉しそうに返事をした
俺はそんな可愛い智くんを見てちょっと笑うと、後部座席にも声を掛けた
「ニノたちも、良い?」
「良いも悪いも無いだろ、もう車に乗ってんだから(怒)」(←まだご機嫌ナナメなニノ)
「ニノ!また後でゆっくりえっちしたげるから、機嫌直して!!」(←火に油を注ぐ天然さん)
「直るかボケッッ!!!(怒)」(←だよねー。)
「あはははは///」(←そして何故かそれにツボるさとち(笑))
(……なんか、良いなぁ(笑))
相葉くんとニノが加わって、途端に賑やかになった車中
その、リラックスした雰囲気の所為なのか
気付いたら、さっきまでの異様な緊張感(笑)が消えていた
(やっぱ、友達って良いよなぁ)
「………ん?なに?」
和やかな気分で、隣に座る智くんの方に視線を巡らせたら
智くんがキョトンとして首を傾げた
「何でも無いよ(笑)
じゃ、行こうか?」
「うん、行こう行こう♪♪」(←やっぱりノリノリ(笑))
「……(笑)」
俺は、再び愛しの妻の手とハンドルを握ると
松本邸に向けて車を走らせた
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