第33章 夢のあとのその先(前編)、の巻
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「…うぅ〜む…」
本日はニノのお爺さんちでお茶会の日
んで、今は楽しい(笑)昼休みの時間だったのだが
俺は、智くんの愛妻弁当を美味しく頂きながら、オフィスの壁に掛けられたカレンダーを眺めて
さっきからうなり声を上げていた
「………うぅ〜む…………
………決戦は土曜日。」
「はぁ?何言うとんねん!!」
今週末の土曜日が松本家訪問の日だと再確認してうなり声を上げる俺に
村上が何時ものやかましい大声でツッコミを入れた
「何って…だから、今週末の土曜日が決戦の日だって言ったんだよ」(←“決戦”とか言っている所から察するに、撫でぃはまだ松本さんにビビっている模様です(笑))
「はぁあ?だから何言うとるんやっちゅうねん!!
決戦言うたら金曜日やろ!!」(←何気にド◯カムファン(笑))
「何言ってるはこっちのセリフだよ
…決戦は土曜日だ。
何時もは楽しいデートの日の土曜日だよ…(遠い目)」(←笑)
「いーや金曜日や!!いっつもカラオケ行くたんびに裕子りんに歌とうでもろてんのやから、間違いないでっ!!」(←自分では歌わないのね(笑))
「……何の話だよ?」(←話が噛み合っていないことに気づいた撫でぃ)
「何て、吉田ちゃんの美声の話や。」(←吉田ちゃんて(笑))
「は?」
「ひ?」
「ふぅ?」
「ふぉーっ!!
って、なんやコレッ(怒)!!!」(←本場のノリツッコミ的な?(笑))
村上は懐かしのギャグをかましながら、また盛大にツッコミを入れた
「あははは
いや、だからさ…俺、今週末の土曜日に、智くんの元彼の松本くんちに遊びに行く予定なんだよ(笑)」
「はぁ?なんやそれ!?
なんでまたそないなゴッツいことになったんや!?」
智くんの元彼の所へ遊びに行くと聞いて
村上が大袈裟に驚いた顔をした
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