第6章 浮気は男の甲斐性? の巻
.
…問題は、大学生の野郎だ
「くっそー…俺の智くんの、ぷるぷるでプニプニの可愛い唇を奪いやがって!」
智くんのぷるぷるプニプニの唇は、俺のモンなんだぞ!
ぷるぷるプニプニ…うふ////(←笑)
「い、いや、そうじゃなくて!!(汗)」
とにかく、智くんが心配だ
(何とか連絡取れないかなぁ
でもなぁ、何にも用事が無いのに電話したら、怒られちゃうし…)
「櫻井、ちょっとイイか?」
「はい?部長…なんすか?」
どうしたもんかと悩んでいたら、ぶっちょに呼ばれた
「悪いんだけど、この原稿急いで届けてくれないか?
これを持って行って印刷の確認取ったら、直帰して構わんから」
「マジッすかっ!?」
ぃやったぁーー!!口実ぅーーーっ!!!(←笑)
(しかも、直帰って事は、早く帰れるしぃ〜♪)
嗚呼…今日はぶっちょの禿げ頭から後光が射して見えるよ♡
「では、櫻井翔、早速行ってまいりますっ!!」
「お、おう、宜しく」
恭しくぶっちょに敬礼して、俺は会社を飛び出した
急いで智くんに電話を入れる
Purururu..Purururu..
――ガチャ
「あ、智く…」
『しょおくん!たすけてぇっ!!』
Σえぇーーー!?
.