第30章 むらぴーとゆうこりんの結婚式、の巻
.
(………楽しかったなぁ、披露宴)
村上さんと裕子さんの結婚披露宴から帰って来て
引き出物のバームクーヘンを翔くんと食べた後
…翔くんと、食後の運動をして///
僕は、ほんわか夢心地で暖かい翔くんの腕の中で微睡みながら、今日の結婚披露宴の事を思い出していた
(お色直しとか、面白かったなぁ(笑)…でも、裕子さん、カクテルドレスとか着たくなかったのかなぁ?)
凄く楽しそうにしてたから、良いのかなぁ?なんて思いながら、ふと目を開けて
既にすやすやと寝息をたてている僕の愛しい旦那様の顔を見上げる
(…凄く面白くて楽しい式だったけど、やっぱり僕らの結婚式が一番だよね?……翔くん///)
今でも
あの日の事を思い出すと、得も言われぬ幸せな気持ちが込み上げて来て、胸がジワッと熱くなる
「…………翔くん、大好き……愛してるよ」
「んにゅ〜……バームクーヘンちゃうがな……タイヤやないかい……むにゅ」(←また食ってる夢を見てますな(笑))
「……………(汗)」
(翔くんったら、また食べ物の夢見てるのかなぁ?(笑))
僕は、かわいくむにゃむにゃ言っている翔くんの、ヨダレでちょっと湿った唇に、チュッと短いキスをした
「んん〜………さとちくん、もっとぉ♡」
「えっ?翔くん起きてるの??」
「さとちくん……もっとルー入れてぇ…むにゃ…」(←今度は夢の中でカレー食っているらしい(笑))
「……………(笑)」
僕は、笑いながらもう一度キスをして
愛しい人の逞しい胸に寄り添い、目を閉じた
何かを食べてる夢ならば
僕は、何を食べるにしても、翔くんと一緒に食べてる夢が見たいなぁ
なんて、思いながら
「んふぅ………しょくごのぉ、でざーとわぁ………さとち♡……くふふふ/////」(←笑)
「……………(苦笑)」
.