第30章 むらぴーとゆうこりんの結婚式、の巻
「……結婚式、楽しみだね」
「………うん」
「ちゃんと、おめでとうって、言ってあげようね?」
「………うん」
「ニノの方がずうっと長く、人生を共にする事を誓い合ったパートナーと一緒に居るんだから
先輩として、祝福してあげないとね?」
「……………うん///」
ニノの、わんこみたいな可愛い目が、うるうると揺れている
僕は、何だか堪らなくなって、翔くんの腕の中からすり抜けて立ち上がると
カウンター越しにニノを抱き締めた
「ニノ、大好きだよっ!!////」
「俺も大好きですよ♡」(←喜んでにゃんこを抱き返すわんこ)
「Σ智くんッ!!ぃやぁあああッ!!!(泣)」(←ソレを見てパニクる撫でぃ)
「あはははは(笑)」(←そして何故かツボる相葉くん)
「ニノ〜♡」(←更にほっぺとほっぺを合わせてすりすり)
「大野くん♡」(←負けじとすりすり)
「Σひぎゃあぁああーーーっ!!!(号泣)」(←撫でぃ、号泣)
「あはははははは(爆笑)」(←天然さん、爆笑)
…本当は、もっとずっとニノをギュッてしてあげたかったんだけど
翔くんが可哀想だから、僕は翔くんが叫びすぎて酸欠になる前に、ニノから離れて
代わりに、泣きじゃくる僕の可愛い旦那様を抱き締めてあげた
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