第29章 悪夢の再来、の巻
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智くんの画家就任記念(笑)で久々に夜中過ぎまでエッチをし倒した俺は
翌日、昨夜の余韻を引きずって
ヘロヘロになったままの可愛い智くんを家に残して(←結局さとちは本当に家でお留守番する事になったらしい(笑))何時も通り出勤した
念願叶って、やる気満々の智くんには申し訳ないけれど
やはりあのハゲはどうにも信用ならない
だから、エロハゲ橋(←因みにですが、高橋さんの事を言っております(笑))の正体を確実に掴むまでは
なるべく二人切りの状態にはなって欲しくなかった
(まあ、そうは言ってもまだ松本くんに連絡する良い口実が思い浮かばないんだけどさ(苦笑))
それでも、会社に居る間にじっくり考えれば良いやと思って会社へ到着すると…
「………何で、会社に居るんだ?」
「何ではこっちの台詞っすよ」
何故か、俺の席にニノがちゃっかり座っていた。
「いやいや、何でお前が何でなんだよ?こっちの台詞だっつうに」
俺は何故かヘコヘコしながらニノにお茶を出す村上(笑)を押し退けながらニノに詰め寄った
「だからお前言うな言ってるだろ、このエロ撫でガッパ(怒)」
「んだとこの勝手に人の椅子に座っておいて(怒)」
「だって、この人がどうぞ此方にって言うから」
「あ、二宮先生、お茶菓子もどうぞ!」(←この人)
「てか、何やっとんじゃ村上(怒)」
「何て、おもてなしや!」(←来客用の饅頭をわんこに差し出す村上くん)
「余所でもてなせ!ココは俺の席だッ(怒)」
「あ、俺、和菓子は決まった店のやつしか食わないんで。」(←さすがぼんぼん(笑))
「ほんだら、コレを…」(←勝手に翔くんのデスクの引き出しからせんべいを引っ張り出す村上くん)
「あ、俺せんべい好き♪」(←ぼんぼんだけど案外庶民派(笑))
「おー、そら良かったわ!全部食っちゃって下さい!」
「良かないわっ!そりゃ俺のおやつだッ!!(怒)」(←おやつて(笑))
俺は好き勝手する村上からおやつを奪還して引き出しに戻すと
呑気に人の席で寛ぐニノを猫掴みした
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