第6章 浮気は男の甲斐性? の巻
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「きょきょ…教授…教授って…あの、教授だよね?」
俺は自宅マンション前で、独り言(←珍しく自覚があります(笑))を言いながら、右往左往したいた
何で、マンションの中に入らないのかというと…
なんとっ!!
今日鍵を持って出るのを忘れていたから。(笑)
「だって、何時も鍵なんか使わないし…智くんが居るから…」
…智くん(泣)
「…俺の記憶が正しければ、智くんって教授とちゃんとサヨナラしてないんだよね?」
確か、怪我して入院して…
病院を退院してから、そのまま会わずに智くんが教授の前から去ったんだよな?
所謂、自然消滅ってやつ?
「しかも、嫌いで別れた訳じゃないだろ?」
て、ことは、教授はまだ、智くんのコト…
「Σんぁあーーっ!!嫌だぁーーーっ!!!(泣)」
智くん、ちゅうしたの?教授とちゅうしたの!?
「ちゅうで済んだの?
それだけで済んだの??
もっと何かしたんじゃないのぉっ!!?」
「………ひどい」
(………………え゙)
振り向けば、マイスイートはにぃ
「Σさささ智くんっ!?」
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