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Stay Gold〜翔と智のラブラブ新婚日記

第27章 にのあい舞妓茶会事件!、の巻


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レストランの営業時間が過ぎてから理のレストランに着いた俺らは

理が仕事を終えてレストランから出てくるのを待っていた




「やあ、カズ、どうしたの?…お揃いで(笑)」




そして、待つこと暫し


仕事を終えて店から出てきた理は、雅紀を伴って自分の前に現れた俺を見て、白々しく笑った


それを見た雅紀が、すっと一歩前に出る




「貴方が相葉さんですか?僕は…」

「……殴りなれてないから」

「は?」

「しっかり、歯ぁ食いしばってて。」

「は…?…………Σ!!」




突然歯を食いしばれ何て言われてポカンとする理を

雅紀が、思い切り殴りつけた



多分、手加減も無しで殴ったんだろう

長身の理が、仰け反って後ろに倒れる




「なっ………何するんだいきなりっ!!」

「………謝らそうかと思ったけど、やめた」

「はあっ!?」

「櫻井くんの言った通りだね……すっげー、いけ好かねぇ」

「…………」

「ニノ、帰ろ?」




雅紀は、尻餅をつき、殴られた頬を押さえる理を後目に振り向き俺を見ると

にっこりと微笑んで手を差し出した




「えっ…?」

「こんなヤツ、謝らす価値もないよ

…帰ろ?」

「……………うん」

「…………………」




俺が差し出された手を掴むと、雅紀はまたにっこりと笑って、俺の肩を抱き

振り向かないで言った




「………アンタさ………もしもまた、俺のニノに手ぇだしやがったら

………………マジ、殺すよ。」

「……………………」(←固まったまま白くなるイケメンシェフ)

「………//////」(←嬉しいらしい)








それから数日後


「海外進出の視察」


とか言って


理はまるで逃げるように、アメリカへ旅立って行った(笑)





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