第26章 そうだ、京都へ行こう。の巻
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「はぁ、やっと着いた!」
清水寺の舞台から突き落とされるのを辛うじて免れ(←辛うじてなんだ(笑))無事観光を終わらせた俺たちは
ニノの車(だからたぁちゃんちのだってば)に乗り込んで、我が家まで送ってもらった
何だかんだでバタバタしていたので、家に上がるなり、何だか疲労感がどっと押し寄せて来て
俺は伸びをしながら大いに唸った
「んあ゙〜〜〜っ」
「うふふ…高速、少し混んでたからね……疲れた?」
「いや……ちょっとね(苦笑)」
「うふふ///」
智くんはコキコキと肩を回す俺に笑いながら抱きつくと
可愛くチュッと頬にキスをした
「なに?どうしたの?///」
「ん〜ん、どうもしないょ?
……ただ、なんか改めて……あぁ、好きだなぁって、思っただけ///」
「智くん///」
「翔くん……本当にゴメンね?急に旅行に行ったりして……」
「良いよ……俺の方こそ、押し掛けちゃってゴメン///」
「ふふっ////」
智くんは俺が謝ると、クスクスと笑いながらギュウッと俺の背中に抱き付いた