第26章 そうだ、京都へ行こう。の巻
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「何だよニノのけちんこっ!!」
「けちんこ言うなやエロ撫でがっぱッ(怒)」
「なんだよソレッ!どんな生物だよッ(怒)」
「だから、いま目の前で喚いてる節操のない撫で肩のコトですよッ(怒)」
「なんだと、俺は(まだ)ハゲてねぇッ!!(怒)」(←そこ?)
「も〜…二人とも喧嘩しないでよぅ///」
わぁわぁ言い合いを始めた俺とニノを見てため息をつくと
智くんがニノに拘束されていない方の手で俺と手を繋いだ
「こうやって、僕が真ん中で歩けば問題無いでしょ?」
「ありますよ!俺は大野くんと二人で歩きたいのっ!!///」
「俺だって!!」
「僕は、三人で、歩きたいなぁ…」
「「え?」」
智くんは、俺とニノを交互に見ると、二人の腕をグイッと引っ張って
右腕にニノの腕を、左腕に俺の腕を抱えた
「大好きな二人に挟まれて、僕、超しあわせ♡」
「「………///」」(←結局さとちには弱い二人(笑))
ニノは2人と腕を組んで、ご機嫌で超絶可愛く微笑む智くんを見ると
仕方ないって風に口を尖らせた
「……ココ見終わったら車に戻って、東京帰りますからね///」
「うん。……翔くんも、一緒に乗せてくれるよね?///」(←超絶上目遣い(笑))
「……撫でがっぱは、助手席っすよ///」
「撫でがっぱ言うなや(怒)」
「もう、翔くんも一々怒らないの!
…助手席でも良いよね?一緒に帰れるもんね?///」(←今度は翔くんに上目遣い(笑))
「う、うん////」(←勿論やられます(笑))
「うふふ、良かった♡
じゃあ、早く清水寺の舞台見に行こう♪」
「………やっぱ、撫でがっぱ落としちゃだめ?」(←笑)
「え゙っ!?(汗)」
「………ダメ(苦笑)」
結局
智くんには弱い俺とニノは、お互い少しずつ折れて
智くんの言う通りに観光を済ませ
智くんの言う通りニノの(正確にはたぁちゃんちのですが(笑))車に乗り込んで、東京へと帰ったのだった
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