第26章 そうだ、京都へ行こう。の巻
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「そ、そんな……ちゃんと仲直りしたもん…」(←泣きそう)
「アレやないか?その場しのぎの仲直りやったから、やっぱ怒りが治まらんで家出するっちゅう」(←追い討ちをかける亮ちゃん)
「えっ?」
「もしかして、そう見せかけといて浮気してるんちゃいます?」(←更に追い討ちをかける丸山くん)
「Σえっ!?」
「………浮気旅行(黒笑)」(←トドメを刺すわんこ)
「Σどぇええッ!!?
…………うぅ〜ん」
─ぱた。
「あ、気絶した。」(←半笑いのニノ)
「………ばか///」(←苦笑いのさとち)
俺
撃沈す(泣)
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「うぅ〜ん……ん?」
ふと目覚めると
そこは見知らぬ部屋だった
何だか落ち着いた雰囲気の、小綺麗な和室だ
「どこだろうココ?……てか、何で俺…」
「気が付いた?」
「Σ智くんっ!?」
愛しの智くんの声だと思って振り向いたら、ソコにはさっきの智くん似の舞妓さんの姿が…
「えっ?何であなたが??てか、ここどこっすか?」
「何処って、僕が泊まってる旅館だけど…」
(旅館っ!?
俺、まさか舞妓さんにお持ち帰りされちゃったのかっ!!?(汗))