第26章 そうだ、京都へ行こう。の巻
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─バッシャーン
派手な水しぶきを上げて再びお湯に沈む僕とニノ
僕はニノに押さえつけられながらお湯の中でバシャバシャ暴れた
「ぷはっ!!がはっ……ちょっとニノやめっ…ごほごほ///」
「あははっ…ごほっごほっ…あはははっ!!///」
「なに笑ってんだよっ!!…もぉっ///」
「はははっ!!あははははっ!!!///」
湯船の中で絡み合いながら、何故か爆笑しているニノに釣られて、僕まで笑い出す
「ふふっ…うふふ…あははは////」
「あっははははっ!!!////」
「ははははっ////」
バシャバシャふざけてお湯を掛け合って笑っていたら
段々、自分が何処も隠していない事が恥ずかしくなくなってきた
それから
僕らは、何だか子供に戻ったみたいにお湯の中でふざけて遊んだ後
お湯に浸かったまま、浴槽の端に並んで座った
「あはははっ!!……はぁ〜、大野くんおっかしいっ!!////」
漸く笑いが収まって来たニノが、僕をチラリと見て言う
僕は、ニノと同じ様にチラッと横目でニノを見て、人のことをおかしいって笑うニノに文句を言った
「もぉ〜、なにがだよぅっ!自分が湯船に押し倒して暴れ出したクセにぃっ////」
「だってさぁ、俺相手に緊張してんだもん、そらおかしいでしょうが(笑)」
「えぇ〜?///」
「心配しなくてもさ」
ニノはクスクス笑いながら僕の顔をのぞき込むと、にまぁっと笑った
「あんたのナニを見ても興奮したりしないから、安心して下さいよ(笑)」
「なっ…!!……ば、ばか/////」
「あははは(笑)」
照れる僕を見て、ニノが僕の肩をポンポン叩きながらまた笑った
「あんただって俺の美しい裸体を見ても興奮しないっしょ?
俺もおんなじっすよ(笑)」
「もう、解ったって……無闇にコソコソ隠すなって言いたいんでしょ?///」
「そ!男なら、堂々とね!!(笑)」
「うふふ…はぁい、解りました(笑)」
それから
ふざけて暴れてすっかり体が温まったので
僕らは一緒に外にある露天風呂へ移動した
…二人して、タオルを肩に担いで、ね(笑)
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