• テキストサイズ

Stay Gold〜翔と智のラブラブ新婚日記

第26章 そうだ、京都へ行こう。の巻


.


浴場は、泊まる建物からちょっと離れた場所に設置されていた


ニノは、広々として清潔感漂う浴場の脱衣場に入ると

棚に籠を二つ並べて、ご機嫌で服を脱ぎ出した


「そう言えば大野くんと一緒にお風呂入るの初めてっすね♪」


鼻歌交じりにそう言って服を脱ぐニノ

でも僕は、なんだか恥ずかしくて服を脱げずにいた


「さぁ〜入りましょ♪………って、大野くん、まだ脱いでないじゃないっすか!」


服を着たままの僕を見て、すっかり服を脱ぎ終わったニノが目を丸くした


「…だって、恥ずかしくて///」

「男同士で何言ってんです!

…て、まあ俺らの場合は男同士の方が恥ずかしかったりもしますけどね(笑)」

「でしょぅ?…だから、なんかこぅ…///」

「でも相手は俺ですよ!つべこべ言ってないでさっさと脱ぐっ!!」

「Σきゃあっ////」


ニノは、言うが早いか

僕の服に手を掛けて脱がし始めた


「はいはい、脱いだ脱いだ♪」

「ぃやぁ〜ん!自分で脱ぐからぁっ!!////」

「ダメ!大野くんが自分で脱ぐの待ってたら、飯の時間になっちゃいます!!」

「やぁあ〜〜ん////」

「もう、色っぽい声出さないの!襲いますよ!」


…え(汗)


「い…いやん(汗)」


まさか、そんなコトは無いとは思うけど

万が一襲われてはシャレにならないので、大人しくニノに脱がされる僕


「はい、これですっぽんぽん♪」

「……////」


ニノは僕の服を脱がし終えると、ハンドタオルを手渡してにっこりと笑った


「さぁ〜、今度こそ入りましょお♪」

「……うん////」


何故かハンドタオルを肩に担ぎ、何処も隠さずに、堂々と浴室に入って行くニノに続いて

僕は、縮こまって前を隠しながら、イソイソと浴室の中へ入った


.
/ 1714ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp