第25章 三度目の誕生日(&教授と僕)、の巻
貴方の匂いと、体温と、優しさに包まれて迎える
貴方と出逢ってから三度目の誕生日
僕は、溢れる幸せの中で微睡んでいた
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「だって、同じコト思うんだから仕方ないじゃん
てか
生まれてきてくれてありがとう&
智くんのお母さんに、智くんを産んでくれてありがとう、だね(笑)」
「うふふ……ありがとう、翔くん////」
「だから、俺がありがとうでしょ!」
「なんでぇ?そんな風に想ってくれて、僕がありがとうだもぉん!///」
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揺るぎない愛が
変わらぬ想いが
僕を、包んでいる
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そして何時もの戯れ言が
僕らの甘い時間を埋め尽くしていく
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「俺がありがとうだよぅ〜!///」
「ぃやぁ〜ん、僕がありがとうぅ〜!///」
「俺でしょぉ〜、智くぅ〜ん!///」
「僕だもぉ〜ん、翔くぅ〜ん!///」
「んもぅ、しゃとちぃ〜♡」
「ぃやぁん、しょおたぁん♡」
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きっと、ずっとコレから先のお誕生日も
こんな風に過ぎていく
そう、想わせてくれる愛しい貴方に
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心から、贈る言葉
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ありがとう
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出逢ってくれて
愛してくれて
共に生きてくれて
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ありがとう
僕の、愛する貴方
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…ありがとう…ね///
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