第25章 三度目の誕生日(&教授と僕)、の巻
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「では翔くん、りぴぃとあふたぁみぃ♡」
「は、はいっ!///」
「イヤよイヤよも好きのうち!
はい♡」
「い、イヤよイヤよも好きのうちッ!!////」
「止めてと言われても挫けない!
はい♡」
「やや、止めてと言われても挫けないッ!!/////」
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ん?
何をしてんのかって?
いや、だからさ…りぴぃとあふたぁ、智くん
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ん?
意味が解らないって?
いや、だからね?
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昔の恋バナを聞かせてなんつって
教授と智くんの馴れ初めの話を聞いた俺は
智くんの
「僕って実はMっぽいんだよねぇ♡」
と言う衝撃の事実(←笑)を聞いてしまった
そんな訳で
Mなハニーを満足させてあげる為には
俺が頑張って、Sにならなくてはならんと言うコトに(自分の中で勝手に)なったんだけど
なんせ、可愛い可愛い智くんに対して、Sになりきる自信なんか皆無だった俺は激しく悩んだ
で
智くんにその旨を通達した(笑)ところ
「じゃあ、自分に暗示をかけてみたら?」
なんて可愛く提案されて、今に至っているのだった