第7章 雪乃の過去
それから毎日稽古や勉強、色々な事を師範が教えてくれた
師範には感謝しかない
六「雪乃ちゃん最終選別に行ってみない?」
師範がそう言った
雪「私も鬼殺隊に入りたいです!」
私はそう言って最終選別に合格し鬼殺隊に入れた
六「雪乃ちゃん強くなったね!」
雪「師範のお陰です!」
優しい師範、楽しい毎日、何不自由ない生活が続くと思っていた…
ある日……
師範が病で倒れてしまった
師範は柱だし強いのにどうして……
六「ごめんね雪乃ちゃん今まで黙ってて…」
雪「師範どうして!?」
六「雪乃ちゃんには私が生きれる限り色々な事を教えたかった、だけど雪乃ちゃんにはもう悲しんで欲しくないから…」
雪「師範!!!!死なないでください!やだ!1人にしないで!!」
六「雪乃ちゃんは大丈夫だよ、1人じゃない、ずっと見守っているから」
雪「ツッ…私師範のお陰で生きてこれたし幸せなんですッ……」
六「ふふっ可愛い雪乃ちゃん、これからも強く自分を信じて生きるのよ負けないで…」
六「それと私の日輪刀を形見に良かったら使って……」
そう言うと師範はゆっくりと目を瞑った
雪「師範ッッ!!」
あぁ………大事な人を失ってしまった…
これからどう生きて行こうか
目を瞑った師範の顔を見る
さっきの師範の言葉を思い出し私は強く生きようと決意した。
それからと言うもの鬼殺隊で柱まで上り詰め今に至る…