第7章 雪乃の過去
私はふと思った
このまま逃げ出そう!
そう思い必死で走って走って走った
気づくと森の中へ入っていた
雪「迷子になっちゃった」
私はとりあえず木に腰掛けた
すると後ろから声がした
「お嬢さんこんな所で1人か?美味そうだなぁーー」
雪「?!?!」
暗くて見えなかったが月の灯りが差して顔が見えた
雪「お、おばけ?!お、お、鬼…?!」
私はびっくりして腰を抜かした
生まれた時から噂で鬼が出ると聞いていたがまさか本当に居ると思わなかった
鬼「そんなにびっくりしなくて大丈夫だよぉすぐに食べてあげるぅ」
鬼は舌なめずりをしながら私の方へ近づいてきた
雪「や、やめて来ないで!!」
すると鬼は笑いながら雪乃に襲いかかってきた
雪「やめてーー!!!誰かーー!!!!」
雪乃が目をつぶったその瞬間ーーー