第1章 慕情
というわけで、女とは随分寝たけど、結局どれもすぐに破局した。
そんなおれだけど、1ヶ月くらい前からある女性が気になっている。
彼女はかなり頻繁に通販を利用しているようで、ほぼ毎日のように荷物を届けているお宅の奥さんだ。
貞淑を絵に描いたような、肌の見えない服を好む清楚な女性で、以前からドライバー仲間にも評判の美人だ。
それが、どういうわけかおれが訪問するときだけ様子がおかしい。
股下5cmくらいのミニスカートとか、薄手のシャツに派手なブラが透けていたり、いつも妙にセクシーな姿と表情でおれを見てくる。
この前なんてタンクトップとショートパンツだけで、その上ノーブラだったらしく胸は柔らかそうに揺れてるし、乳首は勃って尖っていたように見えた。
彼女の前で勃起してしまわないように、必死にガマンする日々だ。